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watanabeGNH

Author:watanabeGNH
渡部 博行(わたなべひろゆき)
結婚指輪・婚約指輪プロデューサー、株式会社GNH代表
1961年生まれ、
早稲田大学商学部卒業
’84年住友金属鉱山入社
’88年よりトレセンテへ出向しブライダルリングの開発、PR等に従事。
代表作は婚約指輪フローラ。
’07年ニッセンへのM&Aを巡り住友商事と対立、トレセンテを離れる。同年、株式会社GNHを設立、消費者の立場に立った結婚指輪、婚約指輪を開発する。

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婚約指輪・結婚指輪、ゼクシィも教えてくれないひみつ【別冊】
婚約指輪(エンゲージリング)や結婚指輪(マリッジリング)の情報って、あまりにも一方的だと思うのです。トレセンテを開設し25年業界に深く関わってきた筆者が、フリーの立場で消費者のために書く基本情報
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ゼクシィカウンターのテレビCMが始まった
結婚情報誌ゼクシィのテレビCM。


以前は年に2回程度、結婚式場のブライダル
フェアーの時期に放映されるだけでした。


その後、ゼクシィがリクルートの
稼ぎ頭として安定して収益をあげるからか
雑誌に出稿している結婚式場を納得させるためか
毎月のように放映されるようになりました。
内田裕也・樹木希林夫が出演したり
木村カエラの曲がヒットしたりと
いろいろな話題を提供していますね。
もはやゼクシィの名前は小学生だって
知っているんじゃないでしょうか。


最近では、79歳独身の黒柳徹子を起用し
これも話題になりました。


ところが、3月に入り放映されている
黒柳徹子の新バージョン、
これは結婚情報誌ゼクシィーの
CMではありません。


リクルートが運営する結婚式場紹介所
ゼクシィなびのCMです。


「ゼクシィなび」は、結婚式場以外にも
ウェディングドレスや婚約指輪・結婚指輪も
紹介していて、ここを訪れたカップルは
相談にのってもらったうえに
値引きやいろいろな特典を
受けることが出来るとのこと。


しかし、リクルートがボランティアで
そんなことをするはずもなく
実態としては、雑誌ゼクシィに広告を
出している結婚式場等から
別途紹介料を徴収する商売です。


だから、ゼクシィなびのテレビCMは
高額な費用を払って、雑誌に広告を出している
会社にしてみれば、とんでもないことなのです。
私がその立場だったら
絶対に怒鳴りこんでいるだろうなあ。


結婚式場のことは知りませんが
ブライダルリング(首都圏版)を
例に挙げると、150ページにわたる
1000本以上の指輪の情報が
垂れ流されています。
全部広告だから、各社がそれぞれ
ウチが一番と言うばかり。
こんな情報を与えられても
どれが本当に正しいのか迷うばかりで
判断なんか出来るはずありません。


だから「読者のために」カウンターが
あるのだとリクルートは言うでしょう。
しかし、読者がメリットと誤認する
値引きは、その分が定価に上乗せされる
だけですし
二重にコストを支払う各ブランド・店舗は
疲弊するばかり。


結局、雑誌ゼクシィの広告料と
ゼクシィカウンターの紹介マージンを
二重取りするリクルートが儲かるだけという
システムです。


まあ、これらは以前から言われていること。
別の見方をすると、
衰退する雑誌ゼクシィの対策としての
ゼクシィカウンターの強化ということ
なのかもしれません。


ネットへの移行で雑誌は衰退しても
カウンターは残るぞということです。


ゼクシィではネットに移行しないように
一生懸命努力を続けてきました。
(リクルートの他の媒体はとっくに
ネットが主体になっています)
その理由は、雑誌の方が売上が
取れるからですが、
ここでカウンターのCMが始まったのは
努力も限界ということかも
しれませんね。



また、ゼクシィでは
新たな収入源として
生命保険の販売も始めていて、
ゼクシィカウンターには
生命保険のカウンターを併設している
ところも増えています。


確かに、結婚は生命保険加入の
大きなきっかけですからね。


このへんの商売のうまさは
さすがリクルートと
感心しきりです。


テーマ:結婚指輪・婚約指輪情報 - ジャンル:結婚・家庭生活

リクルートがシライシのネット広告を作成している件
ダイヤモンドシライシ、エクセルコを運営する
株式会社シーマは、
リクルート社の結婚情報誌ゼクシィにとって
日本最大級のお得意様です。


また、ゼクシィが存在しなければ
この会社がここまで大きくなり、
上場企業になることも不可能だったでしょう。


そういう意味で、両社は二人三脚で大きく成長したと
言えないこともありません。


さて、その株式会社シーマに
ゼクシィのの集客効果が落ちたから減収減益になったと
公式発表で批判されたリクルート(内容はこちら)。
いったいどうなるのだろうと思っていたら
ゼクシィ以外のネット広告で
集客に貢献することにしたようです。


Yahooで「婚約指輪」や「結婚指輪」を検索すると

http://www.lf-engage.net

という見たことの無いURLが表記された広告が
表示されます。
通常であれば、表示されるURLは
そのブランドのサイトのものですが、
これは違う。
リクルートが製作したシライシの広告ページ
のURLなのです。

ブランドのサイトの広告を代理店が製作するのは
当たり前のことですが、
その場合、代理店の名前が出ることはありません。
また、広告をクリックすればそのブランドのサイトが
表示されるのが一般的です。
シライシもGoogleの広告はそうなっています。


ところが、Yahooの広告については
リクルート製作のものに差し替えられました。
リクルートはネットの集客にも
豊富なノウハウがありますから
シーマは依頼したのでしょう。


このリクルート製作の広告は、
予定される株式上場を意識してか、
とても神経質な作りになっています。

掲載情報の個別の内容および資料請求いただいた方への
資料の送付等につきましては、広告主の責任のもとにあり、
本サイトが保証するものではありません。


なんて言い訳まで書いてあります(全文はこちら)。


広告の言い訳なんか見たことないですよね。
これを製作したのはリクルートだけれど
その内容については自分で良く確かめましょう
私は関知しませんよ、ってことだもの。


それで広告の内容を見ると

シライシでは何よりも「美しく輝く」ことにこだわりを持ち、
その輝きに大きく影響を与えるカット評価で
最高レベルのエクセレントカット以上の
ダイヤモンドをご用意しております


なんて記載があります。


「カット評価で最高レベルのエクセレントカット以上」
ってなんのことでしょうか?

まさか20年前のゼクシィ本誌のように
単なる登録商標で、科学的に何の根拠もない
「スーパーエクセレント」
をGIA(アメリカ宝石学協会)基準の最上位
エクセレントカットよりも上位のものとして
宣伝したいのでしょうか。


当時、あれだけ騒ぎになったのだから
リクルート、ゼクシィが当時の広告と同様の記述について
内容を理解していなかったなんて言えるはずがありません。

当時のことは、ゼクシィ出身の峰岸社長だって
知っているんじゃないかなあ。


大人の事情があったにしても
あまりにもお粗末な話しではないでしょうか。。




テーマ:結婚指輪・婚約指輪情報 - ジャンル:結婚・家庭生活

銀座ダイヤモンドシライシ、エクセルコ、ホワイトベル不祥事でも増収増益の不思議
船場吉兆は極端な例としても、通常であれば不祥事を起こした企業は、業績にそれなりの
ダメージを受けるものです。

ところが、昨日、結婚指輪・婚約指輪の専門店、銀座ダイヤモンドシライシ、エクセルコ、
ホワイトベルを運営する株式会社シーマ(ナスダック上場)の平成20年3月期決算が発表され
ましたが、大きな不祥事もまったく影響なく、各ブランドともに売上を伸ばし過去最高の売上、
利益を計上、ブライダルリング業界で一人勝ちの様相を示しています。

なぜ、他の業界では考えられないこんな不思議なことが起きるのでしょうか?
前にも書きましたが、マイナス情報がまったく伝えられないからでしょうね。
ゼクシィは結婚情報誌といっても広告の集合だから、たくさんお金を出しているお得意様
の都合の悪いことは一切伝えない。シライシとエクセルコ、ホワイトベルが同じ会社の経営と
知っている消費者すら少数ではないでしょうか。読者はゼクシィの内容を客観的な情報だと
勘違いしてはいけないのです。

株式会社シーマの不祥事の内容ですが、会社自らリスクと認めている以下の事項です。
(発表の決算資料から抜粋)

⑮ 大株主である「さくら画廊」の脱税問題について
 大株主である「さくら画廊」の脱税問題の進展いかんによっては、
業績に影響を及ぼす可能性があります。


これに関するニュースは以下の通り

『さくら画廊』10億脱税か (東京新聞)2007年2月3日
 「さくら画廊」(東京都中央区銀座)とグループ会社が、絵画の架空売却損を計上するなどの
方法で所得を隠し、計約十億円を脱税していた疑いがあることが関係者の話で分かった。
さくら画廊は、株式百一分割で話題になった宝石販売「シーマ」(同)の大株主で、
シーマ株の売却益を隠すため、架空の絵画売却損を計上した疑いが持たれている。
東京地検特捜部もこうした事実を把握し、捜査を進めているもようだ。

■親族会社 株売却益を隠す?
 脱税の疑いが持たれているのは、さくら画廊と美術品販売「ギャラリー白石」(同)。
 関係者によると、さくら画廊は絵画の架空売却損を計上する方法で所得を圧縮しようと計画。
 社長の親族や従業員名義で複数のダミー会社を設立し、仕入れた絵画を仕入れ価格より
 安い値段でダミー会社に売却し、二〇〇四年度の申告で多額の売却損が出たように見せかけ
 ていた。
 さくら画廊は当時、シーマ株を売却して多額の利益を上げたとみられ、架空の絵画売却損と
 相殺するかたちで所得隠しを図った疑いが強い。
 シーマは九四年、宝石・貴金属販売を目的にさくら画廊社長の二男が設立。二〇〇〇年、
 ジャスダック市場に上場した。シーマは〇五年一月、株式の百一分割を実施。ライブドアの
 株式分割にヒントを得たとされ、話題になった。
 しかし、その後、シーマが発行済み株式の七割近くを投資顧問会社に貸していたことが判明。
 ジャスダックは「投資家に対する情報開示が適切でない」として、〇五年二月、シーマ株を監理
 ポストに割り当てている。
 民間調査会社によると、さくら画廊は一九九二年に設立。一昨年三月期の売上高は約十二億円
 だった。横山大観や川合玉堂など高級絵画を中心に販売している。ギャラリー白石はさくら画廊
 社長の長男が社長を務める。さくら画廊とギャラリー白石は「取材には答えられない」としている。


さくら画廊の社長が、6月に社長に復帰する白石幸栄氏の父親の白石幸生氏で、
昨年2月に逮捕され、11月に実刑判決を受けている。この脱税の利益は、株式会社シーマ
の株の売買(白石家一族で一般の投資家を食い物にしたこの手法も当時問題になり、
白石幸栄氏の社長ブログは大炎上。情報開示、内部管理体制に問題があるとして
同社株は長期間管理ポストに置かれることになった)
で得たものなので、普通であれば会社のイメージが損なわれ、売上げが激減しても
おかしくない不祥事なのです。(現在も、さくら画廊と白石家族で株式会社シーマの
58%のシェア―を持っている)でも、その後、実際にシライシやエクセルコで結婚指輪
婚約指輪を購入した消費者で、どれだけの人がこの事実を知っていたことか。
この業界では、マイナス情報は本当に伝わらない。

株式会社シーマと銀座ダイヤモンドシライシ、エクセルコの名前が結びつかなかったのが
幸いしたとも考えられますけどね。

いずれにせよ、売上が約120億円に達し、結婚指輪・婚約指輪業界のリーダーになった
株式会社シーマ。

これからは、リーダーにふさわしい商売を期待したいと強く思います。





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