9月29日の朝日新聞夕刊の最終面(番組欄の下)にデビアスの婚約指輪の 大きな広告が掲載されました。
渋いカラーをバックに、1本の婚約指輪が輝いている高級感あるれる広告です。 ところが価格は21万円(税込)とリーズナブル。正確には以下の表記です。
フォーエバーリング \210,000(税込) 0.30カラット G VS デビアスが自信を持ってお届けする、新しいフォーエバー コレクション 厳選されたダイヤモンドだけに刻まれたデビアスマークは、真実の証
7月にこのブログでもご紹介した、デビアスの思い切った価格訴求型婚約指輪 の広告ですね。相当気合いが入っています。
しかしですね、この広告を見た瞬間、”これはないだろ!”と私はツッコミました。 おそらく、結婚指輪・婚約指輪業界の多くの人がツッコミを入れたと思いますよ。
何がネタかと言うと、この広告の写真のダイヤが0.3カラットの大きさでは ありえないということ。
広告の写真だから、ダイヤモンドが大きく拡大されるのは当たり前ですが 指輪とのバランスで、0.3カラットのダイヤモンドがこのように見えることは ありえないのです。
一般的な指輪のサイズまでこの広告の指輪を縮小コピーをして(ヒマだな) 確認すると、0.8-1カラット以上のダイヤモンドの大きさです。 0.3カラットのダイヤモンドだって、婚約指輪として十分な大きさですが 1カラットのダイヤの婚約指輪の方が、全体のバランスでダイヤモンドが 目立って良く見えるのは当然です。
この広告を見た、ダイヤモンドに詳しくない男の子(ほとんど全員でしょ)が、 21万円を握りしめて百貨店に買いに行って、女の子にプレゼントしてから 広告と見比べたら、見た目のバランスの違いにびっくりするだろうな。 (店頭ではバランスの違いなどわからないと思う)
”広告だからあくまでもイメージですと”いう主張だろうけど、掲載されている 細かいスペックは写真の商品の説明だと、誰もが思うのではないだろうか。 景品表示法に引っかからなければ良いけど・・・。
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