婚約指輪の地域性って、どれくらいあるのでしょうか?
私が以前運営していたトレセンテは全国に店舗があり、 そこを巡回していた経験から言うと 「それほど違わない」 というのが答えです。
例えば、会費制で結婚式が行われる北海道でも 婚約指輪は自分たちで購入しますし(当たり前ですが) 結婚にお金をかけると言われる名古屋の相場が ずば抜けて高いということもありません。 (婚約指輪の相場はこちらをご覧ください)
厳密に言えば、取得率の違いや、デザイン傾向の違い等も あるでしょうし、ネット通販に対する浸透度にも地域差は 感じます。 それでも、結婚式ほどの地域差は無いだろうと思います。
その理由について考えると、 結婚式は地域ごとに、地元の企業が運営する施設のスタイルで 行われるからローカル色が出やすいのに対し 婚約指輪は4℃、ティファニーのように全国に店舗を展開する ブランドが少なくないし、地方の店舗でも取り扱っているのは 俄のような全国ブランドという例が多いので、 日本全国、同じスタイルになっているということでしょう。
婚約指輪でローカル色が出るのは、地元密着型の店舗が がんばって独自色を打ち出す場合で ゼクシィで見て、おもしろいなと思える店舗もいくつかありますね。
婚約指輪や結婚指輪は、ゼクシィの発行される地域割りで おおよそのマーケットが決められます。 そのマーケット内での婚姻数は決まっているので、 あとはその中でのシェアーの奪い合いが勝ち負けです。
宝飾品市場は、バブル期から半減し店舗数も減っていますが ブライダルリング専門店は、この20年間増加の一途で それは今も続いています。
だから、1年も経つと地域内の勝ち負けがガラリと変わることも ありまして、私は毎年12月にそれをチェックするために 全国のマーケットを見てまわります。
地方独自の小さなブランドが、頑張っているのを見ると 思わず応援したくなるのです。
(昨年のレポートはこちら)
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